中山クリニック

兵庫県明石市でMRI診断ができる整形外科をお探しなら

掲載日:2024.11.19

みなさん、体のどこかに痛み不調を感じたことはありませんか?特に関節や筋肉の痛みは、日常生活に大きな影響を与えかねない深刻な問題です。病院を受診すると、「レントゲンでは異常がありません。痛み止めと湿布で経過を見ましょう。」…そんな経験はありませんか?

————目次————
1.MRI検査とは
2.なぜMRI検査が重要?
3.中山クリニック MRI検査の特徴
4.検査の流れ
5.まとめ

MRI検査とは

MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査は、磁気電波を利用して体内の詳細な断面画像を撮影する医療検査です。X線やCTとは異なり、放射線を使用しないため、体に優しい検査方法とされています。

長所

  • ・放射線を使わないため安全性が高い
  • ・軟部組織を詳細に観察できる
  • ・造影剤を使用しなくても血管の状態が分かる場合がある(MRA)

短所

  • ・金属(ペースメーカー、金属プレート、矯正器具など)が体内にあると検査が難しい
  • ・強力な磁場のため、装飾品やクレジットカードなどの持ち込みは禁止
  • ・検査中に狭い空間で長時間じっとする必要があり、閉所恐怖症の方にはつらいことがある

なぜMRI検査が重要?


実は、身体の痛みやしびれ、力が入らない、などの原因を正確に特定するには、レントゲンやCT、エコーでは不十分なことが多いのです。MRIは、被曝のリスクがなく、身体の中の様子を詳しく観察できるとても優れた検査方法です。特に次のような症状では、MRI検査が欠かせません:

脊椎(せぼね)の病気(頸椎 胸椎 腰椎 仙椎)

  • ・椎間板ヘルニア:クッションの役割をする椎間板が飛び出す病気
  • ・脊柱管狭窄症:神経の通り道が狭くなる病気
  • ・脊髄腫瘍 転移性腫瘍:せぼねの神経の中に発生する腫れもの
  • ・椎体圧迫骨折:レントゲンでわからない骨折が見つかります

股関節の病気

  • ・大腿骨頭壊死症:太もものつけ根の骨が壊れていく病気
  • ・股関節唇損傷:関節のクッションが傷つく病気
  • ・大腿骨頸部骨折:レントゲンで見つからない脆弱性骨折や疲労骨折が見つかります
  • ・ペルテス病 :子供の成長軟骨に異常が見つかる病気

膝関節の病気

  • ・半月板損傷:膝のクッションが破れる病気
  • ・前十字靭帯損傷:膝を支える重要な靭帯が切れる病気
  • ・骨軟骨損傷:関節軟骨が痛む病気

足関節の病気

  • ・靭帯損傷:足首を支える靭帯の損傷
  • ・骨軟骨損傷:関節の表面が傷つく病気
  • ・三角骨障害:足首の後ろで炎症が起こる病気
  • ・足底腱膜炎:足裏のスジが痛む病気

肩関節の病気

  • ・腱板断裂:肩を動かす筋肉が切れる病気
  • ・関節唇損傷:肩関節のクッションが傷つく病気
  • ・インピンジメント症候群:腱板が骨にはさまれて傷つく病気
  • ・野球肩:ボールを投げすぎて骨や軟骨が痛む病気

肘関節の病気

  • ・野球肘(肘内側側副靭帯損傷):投球による靭帯の損傷
  • ・離断性骨軟骨炎:関節の骨が剥がれる病気
  • ・テニス肘(上腕骨外側上顆炎):腱鞘炎が悪化する病気

手関節の病気

  • ・手根管症候群:手首の神経が圧迫される病気
  • ・TFCC損傷:手首のクッションが傷つく病気
  • ・舟状骨骨折:レントゲンでは見落とされる骨折

関節リウマチ

  • ・早期の関節リウマチの発見
  • ・治療効果の確認
  • ・骨や関節の炎症、水が溜まる(関節の水腫)のがわかる

筋肉の損傷

  • ・肉離れ:筋肉が断裂する怪我
  • ・筋挫傷:筋肉の内出血
  • ・腱鞘炎や変性断裂 :腱の炎症や傷ついているのがわかる

骨折

  • ・疲労骨折やレントゲンで見落とされる骨折がわかる
  • ・骨の中の炎症がわかる(骨挫傷、骨髄浮腫)

脳梗塞

  • ・初期の脳梗塞の発見
  • ・後遺症の程度の確認
  • ・水頭症や認知症の確認

 
ここで述べた病気以外にも、MRIでないと診断できない病気がたくさんあります。

中山クリニック MRI検査の特徴

最新鋭の設備

  • ・高性能1.5テスラMRI導入
  • ・精密な画像診断が可能

専門医による診断

  • ・整形外科専門医が常駐
  • ・放射線科専門医と連携して診断
  • ・豊富な診断経験

患者様に優しい環境

  • ・放射線被ばくがない
  • ・リラックスできる検査室
  • ・予約制で待ち時間少ない
  • ・鍵付きロッカーのある検査控室

検査の流れ

  1. 医師による診察
  2. MRI検査の説明
  3. MRI検査の準備(着替えなど)
  4. 検査(約30分)
  5. 結果説明と治療方針の相談

注意点

  • ・金属類,カード類は検査室に持ち込めません
  • ・ペースメーカーをご使用の方は検査できません
  • ・妊娠初期にあたる方は検査できません

まとめ


身体の痛みや不調は放っておくと悪化する可能性があります。特に上記のような症状を疑う場合は、早めのMRI検査をおすすめします。中山クリニックでは、最新の設備と経験豊富な医師による正確な診断を提供しています。あなたの健康な生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます。