生活習慣病の予防
生活習慣病の客観的評価が可能な最新検査を導入しております。
高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症など、生活習慣が大きな原因とされる病気に対する治療を行っています。近年、食生活の欧米化などから心筋梗塞や脳梗塞といった動脈硬化性疾患が増えています。血圧脈波検査では血管の硬化度から血管年齢を知り、頸動脈超音波検査では頸動脈の壁厚とプラークと呼ばれる動脈硬化病変の有無を検査します。動脈硬化は高血圧、高脂血症、喫煙、ストレスなどの影響をうけて進み、将来的に心筋梗塞や脳卒中を起こしやすいことが報告されています。当クリニックでは個々の患者さまのライフスタイルに合わせて生活習慣病を管理していきます。
心エコー
心臓の機能の測定し、心筋梗塞、心臓弁膜症、心不全、各種の心筋症、心内膜炎、心外膜炎、心タンポナーデ、心臓腫瘍、先天性心疾患の一部の診断に大変有用です。
頸動脈エコー
頸動脈のつまり(=狭窄の程度)や動脈硬化の程度を詳しく調べることができる検査です。頚動脈は脳につながる大切な血管であり、そのつまり具合によって脳梗塞の危険性を評価することが出来ます。
内臓脂肪測定「メタボ検診」
内臓脂肪CT検査をしませんか?
内臓脂肪の過剰な蓄積(内臓脂肪型肥満)は、高血糖や高脂血症、高血圧などを招き動脈硬化をすすめ、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こすリスクが高くなることがわかってきました。内臓脂肪の量は腹囲でおおよその推定が可能で、男性で85cm以上、女性で90cm以上では内臓脂肪量が多いとされています。しかし、腹囲の計測ではわからない「かくれ肥満」の方もおりX線CTスキャンを用いて腹部の断面像を撮影しないと正確には内臓脂肪の蓄積を判断できません。内臓脂肪CT検査は、苦痛も無く、X線被爆も少ない安全な検査です。ご自身の内臓脂肪量を知り、ぜひ健康管理にお役立てください。必要に応じて管理栄養士によるダイエットなどの栄養指導も行なっております。
栄養指導を受けてみませんか?
当クリニックでは入院患者様、外来患者様問わず、栄養指導を行っております。指導の内容は病状にあったお食事の説明や、患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた、より良い食生活を患者様と一緒に考え、ご提案させていただいております。食事に関して気になることや疑問がございましたら、ぜひお声かけください。
対象疾患
糖尿病、高脂血症、肥満症、アルコール性肝炎、脂肪肝、痛風、腎臓病、心疾患、貧血、膵臓病、胃・十二指腸潰瘍、 クローン病及び潰瘍性大腸炎などの低残渣食など
- おやつや外食は食べてもいいの?
- ダイエットが上手くいかない
- 自分に合った食事量はどれくらい?
などの質問にお応えします。
※上記以外にもお食事に関する疑問などありましたら、ご相談ください。ご家族と一緒に話を聞いていただくことも可能です。
※栄養指導をご希望の方は、診察時に医師にご相談ください。
栄養指導は別途費用がかかります。保険が適応されますが、各自己負担割合により異なります。