中山クリニック

リウマチ科

悩まずに何でもご相談ください。

年齢とともに骨や軟骨、関節は変化をしていきます。変形性関節症や変形性脊椎症は年齢とともに起こる変化です。しかし、これらの変化に混じって関節リウマチが隠れていることがあります。まだ多くの方がそれに気づかずに、年齢のせいだと思って詳しい検査をせず、我慢をして病状が進行してから来院されるケースが多くあります。関節リウマチは早期診断・早期治療が最も重要です。 近年、 関節リウマチの治療に生物製剤などが導入され、治療成績は 格段に向上しています。気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

疾患について

リウマチは、リウマチという1 つの病気ではなく、関節や骨、筋肉、じん帯、腱などが痛む病気のことを「リウマチ」と呼びます。そのため、リウマチの種類は200種類以上あるといわれています。また、リウマチの種類によって作用機構がそれぞれ異なっています。リウマチの代表的なものでは関節リウマチがありますが、その他にも例えば痛風、リウマチ熱、膠原病なども有名です。

よくあるご質問

Q

関節リウマチとは?

A

関節リウマチの頻度は世界的に見て人口の0.5%〜1.0 %(平均0.8%)といわれ、日本ではおよそ60万人の患者さんがいると報告されています。性別では男性に比べて明らかに女性に多く認められています(男性の3〜 4倍)。発病年齢は、大半が20歳〜60歳代で、 30〜50歳代での 発症が多くなっています整形外科では採血やレントゲン等で鑑別が可能ですのでご相談ください。

Q

関節リウマチの診断は?

A

関節の腫れ、痛み、場所と血液検査、病歴からACR/EULAR2010を用いて総合的に判断します。 画像所見では、単純XP線像、MRIで骨や関節軟骨を評価し、最近はエコーで滑膜炎の評価が可視化できるようになりました。

Q

日常生活で注意することはありますか?

A

関節リウマチの原因はよくわかっていないことが多いですが、喫煙は明らかに発症、悪化するリスクです。自分で避けられる数少ないリスクであるので、喫煙されている方は必ず禁煙しましょう。ストレスを避け、十分な休養を取り、規則正しい生活をすることが重要です。明るく楽しい生活を過ごせるよう、心がけましょう。